トップページ 活動報告 2005.11.19 SSF 第5回スポーツNPOサミット
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第5回スポーツNPOサミットに参加して!!
5回目を迎えたスポーツサミットに出席、「NPOとまちづくり」が今回のテーマだった。

私達は、SSFからの助成を受け「北アルプス山麓AdventureGames2001:以下北アド大会」という新しいアウトドアスポーツの大会を、余暇活動の一環として、首都圏に在住・在勤する7名のコアスタッフが中心となりボランティア精神で6年前から企画・運営して来た。また、ランドスケープアーキテクト(都市公園やリゾートの計画設計、住民参加の街づくり等)として、今回のテーマそして内容がとても気になる存在だった。
私なりの感想を述べてみたい。

<NPOとまちづくり>
基調講演をして下さった渡辺氏の話は、私の本職と大いに接点があったこともあり、通常のスポーツサミットとちょっと違う視点(ランドスケープとしての話が聞けた事)からの話でサプライズの収穫があった。SSFサミットは、スポーツをベースにしたセミナーが主な内容になっているが、このような違う角度からの街づくりを聞いて、私が主催している「北アド大会」からの発信と共通する部分が多々あった。
何故なら「北アド」の趣旨は「自然を愛し、スポーツを愛し・・・21世紀は自然を見つめなおし、環境とともに生きていく時代にしなければならない。この大会から、自然とのかかわりを通じて次世代に誇れる環境を引き継げる」大会にしたい。と謳っているからです。そして我々のスポーツイベントは、あくまでもそのための手段と位置づけています。

<新しい非営利法人制度におけるNPO>
まず、行政改革の現在の進捗状況や今後の方針など、私たちが目指すスポーツを通じた地域の活性化に必要な新たな政府方針を聞けたことは、今後の活動に対する新たな道筋をつけて頂いたと実感した。

<アスリートと地域のつながり>
阪神タイガースの赤星選手を中心とした、野球を通じて社会貢献の様子を紹介してくれたのだが、社会貢献の理念が伝わってこなかった。赤星を“売り”にしているのではないと力説していたが却って“赤星”を売りにしていることがはからずも出てしまった感は否めない。父兄との接点が多くなると情がからんでくるので接点は排除すると言っておきながら、場所の確保が難しくなると父兄との接点(協力)を求めるとはどういうことなのか?・・・地域とのつながりをどう構築していきたいのか全く意味不明の発表であった。残念である。

<指定管理者制度とNPO:分科会C>
まさかスポーツサミットで指定管理者制度が話題に取り上げられるとは想像だにしていなかったこともあり、私にとって今回一番の注目株のテーマだった。

これも私の仕事になるのだが、都市公園の指定管理者制度の「事業計画書作成」に今年になって2度携わったこと、現在進行形でもあるからなおさら興味があった。
それに発言者の一人が横浜市職員の方だったことも注目した理由である。H15年9月の自治法改正により首都圏では、横浜市はこの制度をいち早く導入、中田市長が行財政改革を自ら率先し活動していることもあり、他の自治体のモデルと期待されている。今回の鎌形氏の話は私が今まで勉強したこととあまり変わり無かったが、横浜市の久代氏の話は、今回参加しているNPO法人格を取得した団体にとって見逃すことが出来ないニュースと思われたからだ。

NPO法人格を取得した団体でうまく運営している団体が果たしてどれほどあるのだろうかという疑問が以前から私の内部でくすぶっていた。「北アド大会」の話をすると、周囲から「そんなに良いことしているのになんでNPO法人格を取得しないの?」とよく言われる。そんな時いつも思うのは「法人格を取得すると信頼を得ることが出来、助成金/寄付金が増える」と勘違いしている団体が余りにも多過ぎはしないかということである。

法人格取得で信頼を得ることよりも、ミッションを通じて信頼を得ることの方がよほど“重要“なミッションに思えてならない。

「指定管理者制度」も裏を返せば、自治体/行政が天下り先にジャブジャブ税金を投入して互いに甘い汁を吸ってきた。ともすれば赤字債権団体になりかねないところまできているから、なるべく早く切り捨てたいというのが本音ではなかろうか・・・自治体/行政の怠慢から税収の落ち込みを加速させてきたツケを「指定管理者制度」という一見、耳あたりの良い「民が出来ることを民に・・・」というフレーズで行政/役人側に言葉たくみに誘導されているとしか思えない。しかし、無いよりはましと前向きに捉え、指定管理者を受託出来れば、自主事業展開が可能になり、NPO団体の運営もスムーズになることは可能である。

確かにここまでは納得出来たとしよう・・・今回、または過去に行政側の話を聞いていて思ったこと、私が事業計画書作成に携わってきて疑問が残ったことを2,3述べてみたい。会場で挙手をしたのだけれどMIPの方と司会者の余計とも言える話が長すぎて、私に質問の機会が与えられなかったことが悔やまれる。
@ 何故25%前後のコスト削減が必要だったのかの“根拠”が不明なことである。
――コスト削減は理解できるが何故25%前後なのかという根拠が全く判らない。まあ、大体この位にしておこうか・・・としたらふざけるのもいい加減にして欲しい。
A 既存の管理運営費内訳の情報公開がなされていない場合がある。
――横浜市は開示しているかも知れないが、他の首都圏の自治体で開示していないところもあり、応募する側に不信感を持たれている。改善する場合の判断基準にならない。ある自治体の人件費をみてびっくりした。民間ベースの人件費でみてみると軽く4割削減は可能な数字であった。
B 質疑応答で現在のスタッフ構成を質問すると「応募者の自主判断に任せる。」とか、「応募者自らが仕事の内容を判断し、見積もりすることも指定管理者の大事な業務です。」とか言葉巧みに公開拒否しているとしか思えない。

こうしてみると、要は「金のなる木をそうやすやす民間に渡してなるものか」という魂胆が見えてくる。事実、横浜市が昨年初めて公募した都市公園の8つの物件すべてを外郭団体が受託している。私が携わった埼玉県及びさいたま市の物件も外郭団体に決まったことをみても初回(3年もしくは5年)の筋書きとしては、かなりの確率で外郭団体が受託するだろうと推測される。応募する側はこの初回の運営内容/方法をしっかり見届け、次回に生かすことが重要である。
以上、今回のサミットに参加して、気がついたことを思うがままにコメントさせて頂きました。第2回サミットから参加させて頂いていますが、私たちの目指す方向性にマッチしたセミナーであったことがなによりの収穫でした。感謝致します。
今後、毎年開催は難しいことかも知れませんが、今までどおり内容のたっぷり詰まった、濃いセミナーが開催されることを期待します。ありがとう御座いました。

                 「北アルプス山麓AdventureGames2001」 実行委員会代表:矢口正武
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